診療グループ

アレルギー

主な対象疾患

1. 子どものアレルギー疾患
アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎(スギ、ダニ)、食物アレルギー・気管支喘息・薬物アレルギー・じんま疹

主な診療内容

我々は、みなさんに担当医個人の考え方による医療ではなく、国際的に認められている”最新の標準的な医療”を提供していくことを全員が心がけております。どの医師が担当しても同一の治療方針に従って治療が行われます。1人1人のこどもたちの生活が少しでも改善し、アレルギーに苦しめられる時間やストレスから解放させることを目指していきます。

こんな症状について対応しています。

1.鼻水、鼻づまりで困っている(アレルギー性鼻炎)。
これまで、アレルギー性鼻炎は薬を飲んだり、点鼻薬をつかったりという症状を抑えるだけの対応が主流でした。ですが、症状を抑えるだけでは治ることはあまり期待できません。さらに、鼻炎があると成績が低下したり(スギの花粉症は受験シーズンに飛散しています)、将来の気管支喘息が発症しやすくなったりします。
我々は、そのスギ花粉、ダニアレルゲンについて、アレルゲンを少しずつ投与していって、アレルギーそのものを直していくアレルゲン免疫療法に積極的に取り組んでおります。「治る」を目指すことが可能となる治療を大学病院の専門医療として提供していきます。我々の調査では、これまで、9割以上のこどもたちが満足している治療です。
「薬で症状を抑えるだけでなく、将来に向けて今やってあげられること」を提供します。

2.皮膚がかゆくて眠れない(アトピー性皮膚炎)
近年、アレルギーは皮膚が悪いことによって発症するという「経皮感作」という考え方が注目されています。皮膚が悪いことで、食物アレルギーやダニによる気管支喘息を発症してしまうという考え方です。症状を早期からステロイド外用薬、免疫抑制剤軟膏(プロトピック軟膏)を用いて治療を行うことで、皮膚症状を改善させるだけでなく、食物アレルギーや気管支喘息の発症の予防が期待できます。

3.咳が止まらない(気管支喘息・慢性咳嗽)
ぜーぜーとした症状が続くという、気管支喘息症状だけでなく、2週間以上咳が止まらないという症状についても、専門的な診察・評価によって、対応法を検討させていただきます。幼児期までの気管支喘息は7割以上が5年以内に症状が消えてしまうと報告されていますが、それまでに症状を起こさせない対応をお勧めします。ただ、いくら薬を投与しても治癒する確率は上がらないことが証明されているため、前述の”治すアレルギー治療”アレルゲン免疫療法の適応も考慮しながら治療を行っていきます。

4.食物を食べて症状がでる、血液検査が高くて食べていない(食物アレルギー)
これまで、食物アレルギーは血液検査だけで診断し、一切食べずに血液検査が下がってくるのを待つという対応が行われてきました。近年、少しずつ安全な量を食べていくことで、アレルギー症状を緩和させられることがわかってきました。当院では、まず加工品などの摂取が可能になることを目標にしております。まず、ごく少量が摂取可能かを確認し、徐々に食べられる量を増やすことを目指して指導を行っております。0歳から可能ですので、ぜひ、ご相談ください。
食物負荷試験については、入院で行っております。一度にたくさんの量を食べてもらうよりも、安全性を重視して数回に分けて負荷試験を行うようにしております。早くから予約が埋まってしまうので、早めにご相談ください。

5.ずっと、じんま疹がでている(慢性蕁麻疹)
ほとんどの蕁麻疹は原因が不定です。しかし、有用な対応法はわかっております。我々は、国際的に推奨されている標準治療で対応させて頂きます。

治療方針が定まれば、通院しやすいかかりつけのクリニックで継続治療を行うことを目標に治療計画を策定させていただきます。

  • 一覧ページへ
  • 次へ