2025.09.18
宮地麻衣先生「米国小児科専門医試験の問題を解いてみよう」
「聖マリアンナ医科大学 小児科セミナー第6回」
日頃から小児診療へのご協力およびご理解に感謝申し上げます。当科では昨年度から毎月第4月曜に「小児科セミナー」をWeb配信
しています。こども達が健康で過ごすことは我われの未来を形作ります。本セミナーで最新の医療情報を発信し討論します。院内・院外・全国へ向けて発信いたします、このセミナーを交流の場としてつながりを深めお互い学び合う機会を提供します。皆様のおかげで登録者 800名突破! 聖マリアンナ医科大学小児科から全国へ配信。
第6回セミナー日程 : 令和7年9月 22日 月曜 17時開始 30~40分程度を予定
講師 : 小児科 宮地 麻衣(みやじ まい)先生
テーマ : ” 米国小児科専門医試験の問題をといてみよう! ”
開催形式 : ZOOMによるウエブ配信(お申込みが必要です、当日12時締切)
お申込みフォーム : https://forms.gle/Lt9PaqFeWkZ3FoGb9(申込フォームは昨年と異なります、今年用フォームです)
対象 :このテーマに関心のある貴方へお届けします、職種は問いません。本学から全国配信。
SNSで広めています、学外もOKです。お知り合いにお薦めください。入局考えている若者(ベテランも)も是非。
小児科専門医資格は日本でも重要視されており海外に目を向けると、その評価基準や研修制度には大きな違いがあります。特に米国の小児科専門医試験(Board Exam)は、体系的な知識だけでなく臨床現場での判断力を問う内容で構成されており、世界の小児科教育の指標ともいえます。今回の小児科セミナーでは実際に過去問題を題材としながら、その出題傾向や考え方を体験的に学ぶことで、日本の小児科診療を相対化し、臨床力をさらに高めるきっかけを提供します。
宮地麻衣先生は、国内初期研修および米国海軍病院での研修を経て、海外の小児病院で急性期腎・透析フェローとして体外循環療法に関する専門性を磨き国内に戻られて2023年9月より聖マリアンナ医科大学にて小児集中治療科講師・医長としてご活躍中です。宮地先生の海外留学体験もきっとうかがえると思います。海外での勤務に関心を持つ方はもちろん、日常診療の幅を広げたいと考えるすべての小児科医にとって、有意義な学びの機会となるはずです。
2025.09.18
「児童青年期の境界・感情を支える」~こころの評価と治療介入のカギ~
思春期の若者の自殺や自傷は深刻な社会問題です。学校や家庭、SNSなど多様な環境の中で、子どもたちはいじめや虐待、孤立、トラウマといった大きな心の負担を抱えています。
その結果、「死にたい」という思いを抱えて医療機関に搬送されるケースは後を絶ちません。救急医療の現場では、医師や看護師が最前線で対応しますが、そこから継続的な支援につなげていくには、保健師や児童相談所、事務職を含む多職種の協働が欠かせません。
聖ルチア病院の神園淳司先生は、小児救急・小児虐待防止の専門家として活動され、現在は精神科医としてトラウマを抱える母子への支援にも取り組んでおられます。
臨床の第一線で積み重ねた経験をもとに、思春期の心の危機にどのように気づき、初期対応を行い、そして病院から地域へと切れ目なく支援をつなぐのかを具体的に語っていただきます。
この講演は、医師だけでなく、看護職、保健師、児童相談所職員、さらには医療を支える事務職にも必ず役立つ内容です。若者の命を守るために、私たち一人ひとりが何をできるのかを共に考える貴重な機会となります。
ぜひ多くの皆様にご参加いただきたい講演です。
この機会に、子ども虐待対応の知識を深めて現場での実践に役立ててください。
KCAPとは、川崎市内の中核的な医療機関を中心として児童虐待対応のネットワークを活用し、各医療機関の体制整備や医療従事者などへの教育的な取り組みにより児童虐待防止への向上を図る事を目的として設置したネットワーク事業です。川崎市唯一の大学病院である本学を拠点病院として活動しています。
【開催概要】
日時:2025年10月17日(金)18時から20時 (18時から症例検討会、18時半~20時まで講演会)
会場:聖マリアンナ医科大学病院 医学部3階大学院講義室2
対象:院外院内含めてこのテーマに関心のある皆様へお届けします(支援者向けです)
方法:ハイブリッド開催
テーマ:「児童青年期の境界・感情を支える」~こころの評価と治療介入のカギ~
演者:聖ルチア病院 精神科 神薗淳司先生 (かみぞの じゅんじ)
【経歴】
産業医科大学医学部卒業後、北九州市八幡病院小児科で小児救急を学び、同病院の小児救急センター小児科部長、総括部長・小児総合医療センター長を経て,現在は聖ルチア病院で精神科医師としてトラウマを抱えたこどもやその家族の支援、治療に関わっています。
日本子ども虐待医学会副理事長、小児救急医学会理事、日本小児突然死予防学会理事、小児救急・集中治療委員会委員長などをお勤めの方です。
【お申込み】
右記のURLよりお申込みください。https://forms.gle/aMy4oqYikscCqoJ89
申込締切:2025年10月15日(水)12時締切
※会場の都合により席数に限りがございます。締切日までにお申込みくださいますようお願いいたします。
2025.07.10
「動機づけ面接法」7月28日開催
第3回セミナー日程 : 令和7年7月 28 日 月曜 17時開始 30~40分程度
講師 : 小児科 勝田友博 先生
テーマ : ” 動機付け面接 ”
開催形式 : ZOOMによるウエブ配信(お申込みが必要です、当日12時締切)
お申込みフォーム : https://forms.gle/Lt9PaqFeWkZ3FoGb9(申込フォームは昨年と異なります、今年用フォームです)
対象 :このテーマに関心のある貴方へお届けします、職種は問いません。
近年、ワクチンへの不安や誤解により、定期接種や任意接種を拒否する「ワクチン忌避(きひ)」が社会的課題となっています。小児領域では、予防可能な感染症に罹患し重症化する子どもたちのリスクに直面するだけでなく、集団免疫の低下による地域全体への影響も憂慮されます。
ワクチンをめぐる親の不安や疑問に対して、医療者としてどのように寄り添い、信頼関係を築きながら行動変容を促すかが問われています。7月の小児科セミナーは実践的なコミュニケーション技法にも精通している勝田先生が「動機付け面接(Motivational Interviewing)」を活用した対応法についてレクチャーします。
動機付け面接は、相手の価値観や葛藤を尊重しながら、自発的な行動変容を促す対話技法です。ワクチンへの不安を持つ保護者と信頼を築き、納得のうえで接種に至るためのアプローチを、具体的な事例を交えて学びます。
2025.06.11
聖マリアンナ医科大学小児科 医局説明会のご案内
小児医療に興味がある貴方へ、私たちと一緒に未来のこどもたちを支える医師として成長しませんか?令和7年6月23(月)、聖マリアンナ医科大学小児科では医局説明会を開催します。本説明会は、現地とオンラインのハイブリッド形式で行い、全国どこからでも参加可能です。医学生や初期研修医の皆様に、本学の小児科の魅力を存分にお伝えします。日時:2025年6月23(月)18時~ 会場:小児科医局へ集合(医学部3階)
形式:ハイブリッド開催(Zoom) 小児科医局から全国すみずみへ配信
申し込みフォームはこちら 【https://forms.gle/wag6VS6ymHZUGMTw6】